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「東京A-アリーナ」着工 トヨタグループ、”パレットタウン”跡地に
2023.07.24 10:49
トヨタ自動車(愛知県豊田市)とトヨタ不動産(名古屋市中村区)、トヨタアルバルク東京(東京都文京区)の3社が東京都江東区青海で推進している「TOKYO A-ARENA PROJECT」が着工し、起工式が19日に行われた。竣工は2025年6月、開業は同年秋の予定。
同プロジェクトの事業予定地は、22年8月31日に営業を終了した大規模複合施設「パレットタウン」跡地の東側に位置し、りんかい線「東京テレポート」駅、ゆりかもめ「青海」駅から徒歩圏内。羽田空港や「品川」駅からのアクセスも良好な立地だ。建設される「TOKYO A-ARENA(仮称)」は、敷地面積約2万7000㎡、延床面積約3万7000㎡、地上6階地下1階という大規模なもの。収容客数は約1万人で、トヨタアルバルク東京が運営を担う予定。
開業後はバスケットボールBリーグのアルバルク東京がホームアリーナとして使用するほか、スポーツを中心とした様々なイベントに対応可能な施設を目指す。また、「可能性にかけていこう」というコンセプトのもと、様々なパートナーの協力を得ながらスポーツ、モビリティ、サスティナビリティといった領域を中心に、多様な可能性が集積し、さらには、その可能性が解き放たれる場所となることを目指すという。