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東京国際空港の施設跡地に新しい街「羽田イノベーションシティ」竣工
2023.08.07 11:22
羽田みらい開発(東京都大田区)が、羽田空港に隣接する羽田空港跡地第1ゾーン整備事業(第一期事業)で大田区と官民連携で開発を進める大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」が全体竣工した。グランドオープンは、11月を予定している。
立地は、京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋」駅直結、羽田空港跡地第一ゾーンに位置する。
同施設は、敷地面積約5・9ha、延床面積約13万1000㎡、地上11階地下1階建ての、ラボ・大規模オフィス、医療・研究施設、飲食施設等を用途とする大規模複合施設。各施設は「ZONE」で分けられ、「ZONE A」~「ZONE L」で構成されている。
「ZONE B」は、研究開発施設/オフィス。基準階は1700坪超で、最大8分割に対応可能なフロアプレート。各階南北2カ所に外気を感じられる専用バルコニーを有する。共用部には、リフレッシュコーナー、パントリー等の配置、空港や富士山が望めるオフィス専用の屋上デッキも設ける。
「ZONE A」の地下1階~地上4階には、次世代医療・研究の拠点施設「藤田医科大学東京 先端医療研究センター」が入居。
「ZONE A」の5~10階には、「ホテルメトロポリタン羽田」が入居。全13種類、計237室の客室に加え、屋上展望デッキ、レストラン、ジム等を備える。
「ZONE C」の2~3階は、羽田空港の課題解決に異業種連携で取り組む研究開発拠点「terminal.0 HANEDA」。空港の施設や機能を有したモックアップを整備。また、参画企業が日常的に利用できるコワーキング機能を整備する。
その他、約3000人収容可能なライブホール「Zepp Haneda(TOKYO)」、交流・連携拠点「Innovation Salon」等を備える。