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日本郵政不動産が賃貸マンション相次ぎ着工 保有地活用、環境配慮と居住性・利便性を両立
2023.08.07 11:15
日本郵政不動産(東京都千代田区)が、2件の賃貸マンションの着工を相次いで発表した。いずれも日本郵政グループが所有する不動産の開発事業。
「(仮称)世田谷中町二丁目計画」の計画地は東京都世田谷区中町二丁目、東急大井町線「等々力」駅徒歩9分、「上野毛」駅徒歩12分の高台に位置。
計画建物は、敷地面積約2116㎡、延床面積約6260㎡、鉄筋コンクリート造地上8階建ての賃貸マンション。間取りは、全住戸60㎡以上の2LDKから4LDKまでをミックスし、多様な世代の入居を促す。
共用部にはラウンジ、屋上テラスを設け、一部住戸のリビングの一角にはデスクワークも行うことが可能なユーティリティスペースやウォークスルークローゼットを設ける。
また、太陽光発電設備の採用など省エネ性能の向上を図り、ZEH認証の取得にも取り組む。竣工は2024年9月を予定している。
「(仮称)平沼橋一丁目計画」の計画地は神奈川県横浜市西区平沼一丁目、相鉄本線「平沼橋」駅徒歩2分、JR「横浜」駅徒歩圏に位置する。計画建物は、敷地面積約1205㎡、延床面積約4918㎡、鉄筋コンクリート造(一部、鉄骨造)地上10階、89戸の賃貸マンション。
太陽光発電設備の採用や中水利用等の自然エネルギーの活用のほか、建物の省エネ性能の向上を図ることで建物全体における環境負荷低減を実現。また、住戸ごとの通風、採光条件へ配慮した計画とする。竣工は2025年2月を予定している。