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「プロロジスパーク古河6」開発へ 危険物倉庫8棟で構成「古河JPフェーズ2」内に
2023.08.07 11:03
プロロジス(東京都千代田区)は、茨城県古河市に、化粧品やアルコール類など危険品の保管に適した「HAZMAT(危険物)倉庫」8棟からなる物流施設「プロロジスパーク古河6」を開発する。着工は2024年2月、竣工は2024年12月を予定している。
同施設は、敷地面積約2万1100㎡、計画延床面積約7800㎡、鉄骨造地上1階建てのHAZMAT倉庫。総敷地面積約17万7000㎡の「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」内に開発する。
フェーズ2では、「プロロジスパーク古河4」、「プロロジスパーク古河6」、現在開発中のBTS型物流施設「プロロジスパーク古河5」のほか、2棟の物流施設の開発を計画。さまざまな用途で利用できるマルチパーパス型ロジスティクスパークとして開発を進めている。
フェーズ2の各施設へ送電するための特別高圧電力の受電も計画。冷凍冷蔵倉庫、工場、自動倉庫、全館空調など、大量の電気を使用する用途にも対応可能となる。工業用水や中圧ガスなどのインフラも備える予定。
開発地の北東隣では「フェーズ1」として、合計約10万6000㎡の敷地に3つのBTS型物流施設が稼働中。