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川崎市の「登戸」駅前で大規模再開発スタート
2023.12.04 10:29
川崎市多摩区の「登戸」駅前で、大規模再開発がスタートする。
登戸駅前地区市街地再開発準備組合と、事業協力者である東急不動産(東京都渋谷区)、東急(東京都渋谷区)、小田急不動産(東京都渋谷区)、小田急電鉄(東京都新宿区)は、川崎市多摩区登戸で推進している「(仮称)登戸駅前地区第一種市街地再開発事業」の都市計画決定が告示されたと発表した。
同事業は、川崎市が施行している「川崎都市計画事業登戸土地区画整理事業」区域内の約0・6haを一体的に整備するもの。計画では、敷地面積約5950㎡、延床面積約6万3500㎡、地上38階地下2階のビルを建設し、住宅、店舗、駐車場などとする。
低層部は賑わいを創出する商業機能、高層部は都市型住宅を整備するほか、駅とまちをつなぐ歩行者デッキや多世代の多様な利用ニーズに対応した魅力的なオープンスペースの整備を行うことで、駅前拠点として機能強化し、まちの魅力向上を図る。
開発各社は、「引き続き、次の段階である市街地再開発組合設立へ向け事業を推進し、登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区の玄関口にふさわしい駅前空間の形成を目指していく」としている。
今後は2024年度中に市街地再開発組合設立認可、2025年度に権利変換計画認可・着工し、竣工は2028年度を予定している。