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「五反田JPビルディング」竣工 エリアに貴重なオフィス床を提供する複合施設

2023.12.18 11:14

 日本郵政不動産(東京都千代田区)は12月11日、「五反田JPビルディング」を竣工させた。グランドオープンは2024年春を予定している。
 立地は東急池上線「大崎広小路」駅前の複合施設「旧ゆうぽうと」跡地。建物は、敷地面積約6700㎡、延床面積約6万9000㎡、鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)地上20階地下3階。オフィス、シェアオフィス、ホテル、ホール、フードホールで構成される複合ビルだ。
 3~12階は基準階面積約1000坪の無柱空間のオフィスで、最小35坪の小割も可能。様々なイベントに対応できるホール&カンファレンスも整備した。
 2階は春蒔(はるまき)プロジェクト(東京都渋谷区)が運営するシェアオフィス「co-lab 五反田 with JPRE」が入居。コワーキングスペースと3~30坪の15個室からなり、在館オフィスワーカーも利用できる会議室や、水風呂完備のサウナも併設する。1階は地域住民も利用できるフードホール。14~20階は星野リゾート(長野県北佐久郡)が運営する188室のホテル「OMO5東京五反田 by 星野リゾート」となっている。




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