週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

三井物産RMが「名古屋伏見ビル」取得 旗艦ファンド初の中部圏所在オフィスビル

2024.01.01 16:58

 三井物産リアルティ・マネジメント(東京都千代田区)は、旗艦ファンド「MBRMファンド」で初となる中部圏所在のオフィスビル「名古屋伏見ビル」を取得。アセットマネジメント業務を受託し運用を開始した。
 立地は、地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩5分の場所に位置する。敷地面積1195・40㎡、延床面積7202・30㎡、地上9階建て。天井高2800mm、個別空調などのスペックを有する。また、基準階面積は約210坪程のフロアで3つに分割可能、駐車場64台を備え、様々なテナントニーズの受け入れが可能。
 「MBRMファンド」は2022年7月に組成。開発型を含め中長期的に安定稼働が見込まれる不動産を投資対象とする総合型不動産ファンドで、将来的に数千億円の資産規模を目指すという。同社はファンドの組成や運営の生かし、物流施設やデータセンターを中心とした産業系アセットや、オフィスビル、商業施設、ホテル、賃貸住宅、底地等の様々なアセットタイプの収益不動産や開発案件への投資機会の創出に努めていくとしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube