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福岡市簀子小学校跡地に住環境・医療・賑わいの場を提供 「りすのこスクエア」開業
2024.01.01 15:55
桜十字(熊本市南区)及び九州旅客鉄道(福岡市博多区)が、福岡市簀子小学校跡地活用事業として、共同で開発を行ってきた「りすのこスクエア」が、今月開業する。
同計画は、敷地面積約8560㎡、病院棟「桜十字メディカルフォレスト」、高齢者施設棟「SJRザ・クラス大手門」、「すのこ体育館」等で構成され、住環境・医療・賑わいの場を提供する。
病院棟は、1~6階に「桜十字大手門病院」、7~9階に「ホスピタグラン大濠公園」が入居。
「桜十字大手門病院」は、桜十字グループの西福岡桜十字(福岡市中央区)が運営する回復期病床・慢性期100床の他、デイケア、外来機能を備えた病院。病院内には、リハビリテーションセンターがあり、屋上庭園や中庭の散歩コース等も用意されている。隣接する「SJRザ・クラス大手門」とは2階で繋がっている。
「ホスピタグラン大濠公園」は、桜十字が運営する有料老人ホーム。同一建物内には協力医療機関の桜十字大手門病院を併設し、医療サポート体制を備える。居室65室は、様々なタイプを用意。共有部にはレストランやラウンジ等を備える。
高齢者施設棟は、1階に「すのこ芝生広場」、1~13階に「SJRザ・クラス大手門」が入居。
「すのこ芝生広場」は、約3000㎡の全面天然芝の広場空間。地域住民の憩いの場、災害時の避難場所としても活用される。
「SJRザ・クラス大手門」は、JR九州シニアライフサポート(福岡市東区)が運営する居室168室を備える自立型有料老人ホーム。スカイラウンジ・ダイニング・大浴場等多彩な共用空間を備える。また、全室にIoTヘルスケアサービスを導入している。
「すのこ体育館」は、約400㎡のスポーツ空間を備える。地域のサークル活動の場や災害時の避難所等に活用できる。また、時間貸し駐車場7台とラック式駐車場を備える。その他、多目的施設の「すのこハウス」なども備えている。