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「神戸らんぷミュージアム」跡にシェアオフィスがオープンへ
2024.01.01 15:58
関電不動産開発(大阪市北区)は4月、同社保有のオフィスビル「クリエイト神戸」内にシェアオフィス「WORKING SWITCH ELK × SYNTH KOBE(ワーキングスイッチエルク シンスコウベ)」をオープンする。運用はSYNTH(大阪市北区)が行う。同ビル内にあった関電グループの博物館「神戸らんぷミュージアム」跡地の一部を活用した。
同ビルは、敷地面積2783・01㎡、延床面積2万6372・24㎡、基準階面積1073・31㎡、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上14階地下6階建て。エントランスは同スペースのオープンに合わせてリニューアルし、「神戸らんぷミュージアム」を回想する展示やガラス照明を設置する。
1~4名用までの個室を全37室・59席設置し、うち1名用個室は24室と、個人事業主やスタートアップをメイン顧客とする。併設のラウンジはビルのテナントも利用できる。
サステナブルなオフィス空間を目指し、座席や壁面にリサイクル材を用いた。また、自然との調和を目指す「バイオフィリックデザイン」を採用し、自動調色を行う照明などを取り入れる。エネルギー面では、ビル全体で再エネ由来CO2フリー電気を導入している。