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「ロジック南茨木」竣工 東急不動産HD初のZEB取得物件
2024.01.22 11:45
東急不動産(東京都渋谷区)は物流施設「LOGI‘Q(ロジック)」シリーズの「LOGI‘Q南茨木」を竣工した。
立地は、名神高速道路「吹田」I・Cから約2・0km、近畿自動車道「北摂津I・Cから約3・0kmの場所に位置する。
同施設は、敷地面積6万4509・91㎡、延床面積16万1538・67㎡、S造4階建ての物流施設。トラック通路とは別にテナント従業員が安全に徒歩で移動することが可能な外部歩廊を設け「歩車分離」を実現したほか、倉庫内を細かく分割できるようにしたことで、大型マルチテナント物件として関西圏最小区画となる375坪の分割利用から最大約6000坪の1フロアオペレーションまで幅広いニーズに対応できる。さらに低床倉庫、冷凍冷蔵対応倉庫、少量危険物対応倉庫、ローカル5G実装倉庫と多様なニーズに幅広く対応。
建物内には休憩室・売店・シャワー室・礼拝室等の共用部アメニティを完備。また、24時間対応の非常用発電機を設置し、BCPにも対応。
屋根上に約4・8MWの発電能力を持つ「リエネLOGI‘Q南茨木太陽光発電所」を設置。屋根上太陽光発電の電力と、自社再エネ発電所由来のトラッキング付非化石証書を組み合わせることで、同施設の使用電力を100%再生可能エネルギーで賄う計画。
また同発電所で発電した電力は近隣の自社商業施設「みのおキューズモール」への自己託送を予定。同自己託送スキームによる送電をするのは同社初となる。
加えて、各種省エネ設備の導入や環境配慮設計を行う事により、「LOGI‘Q」シリーズでは初となるCASBEE Sランク、BELS5つ星、ZEBと各種環境認証で最高評価を取得する予定。東急不動産ホールディングス(東京都渋谷区)でZEB取得は初めてとなる。