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ケン・コーポ/など 横浜・みなとみらいに複合施設を開発 オフィス・商業施設・ホテル・専門学校等を融合
2024.02.12 11:14
横浜市は、みなとみらい21中央地区60・61街区の事業予定者が決定したと発表した。事業予定者は、ケン・コーポレーション(東京都港区)を代表企業とし、SMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)、鹿島建設(東京都港区)、岩崎学園(横浜市西区)の3社を構成企業とする企業グループ。
事業は、東棟と西棟で構成される複合施設「Linkage Terrace」を新設するもの。
用途別に建物を分節して生まれたオープンスペースを回廊やデッキでつなぎ、コモンスペース及びアクティビティフロアを1階と2階で多層にわたって形成し、歩行者が敷地内外を自由に通行できるようにする。また、中央通路(地区施設)沿いや、とちのき通り側の歩道状空地(地区施設)沿いでは、アクティビティフロアとコモンスペースを一体的に整備。さらに、既存の「Music Terrace」と地区施設及び2階デッキで接続することで、街区一体で多様なにぎわいを生み出す計画。
東棟は、延床面積12万9325㎡、地上27階地下1階塔屋1階建て。オフィス、ホテル、ミュージアム、商業施設からなり、オフィス部分は1~2階を商業施設、3階を共用部、4~21階を賃貸オフィスとする予定。ホテル部分は1階をエントランス、2階をロビー、ギャラリーとし、3階にレストラン、6~27階を客室とする。東棟の竣工は2028年8月を予定している。
西棟は、延床面積2万5835㎡、地上13階地下1階塔屋1階建ての専門学校。1階はラウンジ、2~13階は教室、実習室など。竣工は2029年2月を予定している。
東棟のプロパティマネジメントは、代表企業及び関連会社が行うほか、ホテル運営を代表企業の関連会社ケン・ホテル&リゾートホールディングス(東京都港区)が行う。西棟の専門学校は岩崎学園が運営する。