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ジェクトワン 約1年空き家のアパートを再生 シェアハウスと店舗・貸しギャラリーに

2024.02.19 10:42

 ジェクトワン(東京都渋谷区)は、約1年間空き家状態となっていた台東区谷中のアパートを、複合型施設「ヤナカアパートメント」に再生し、グランドオープンした。
 立地は、JR「日暮里」駅から徒歩6分、東京メトロ「千駄木」駅から徒歩9分の場所に位置する。
 前身は、所有者がアパートとして運営していた築50年以上の物件。同物件は、入居者が年々減少し、老朽化による建物劣化で入居者募集ができず約1年間空き家状態になっていた。
 新施設は、アクセス性と住居ニーズの高さ、さらに谷根千エリアへの観光客がいることからシェアハウスと店舗、貸しギャラリーを併せた複合型施設とした。
 同施設2階居室部分は、風呂なし和式トイレだった水回り部分を一新した全8部屋のシェアハウス。共有エリアでは、居住者同士の交流やクリエイティブの相互共有を促す「アトリエコリビング」をつくるなど、従来アパートだった部分を活用。
 また、1階の店舗スペースでは、庭部分が開けている部分を生かして、地域に開けたスペースをつくることで、居住空間と店舗をミックスした小さな文化圏の形成を図った。1階には、カフェやセレクトショップ、貸しギャラリー等5店舗が入居。




週刊不動産経営編集部  YouTube