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「新東京ビル」リニューアル 通りに面したピロティを設置し新店舗をオープン

2024.02.26 11:49

 三菱地所プロパティマネジメント(東京都千代田区)は、運営管理する「新東京ビル」のリニューアルを実施し、初出店を含む5店舗が順次オープンすると発表した。
 「新東京ビル」は2023年にビル竣工から60年を迎えるのを機に、2022年8月からリニューアルを実施。1階北西角地にある約1000㎡の大規模店舗区画を中心に工事を進めてきた。
 リニューアルでは、建物のファサードによって閉じられていた1階北西角地に「ピロティ空間」を創出。まちの背景となる屋外空間として開放する。これまで閉じられていた空間を、「丸の内・有楽町エリアの就業者や来街者に、平日・休日問わず幅広く利用できる集いの場」として生まれ変わらせた。ピロティ空間は、1階新店舗のオープンにあわせて開放する予定。
 ビル1階の丸の内仲通り沿いの路面区画には、丸の内初出店となるファッションブランドや、「国際ビル」から移転してきた紳士靴ブランド、「新有楽町ビル」からの移転となるゴルフアパレル、初出店の都心型盆栽専門店と飲食物販1店舗の計5店舗が順次オープンする。
 三菱地所グループは、大手町・丸の内・有楽町からなる「丸の内エリア」におけるまちづくりを「丸の内NEXTステージ」と位置付け、「人・企業が集まり交わることで新たな『価値』を生み出す舞台」となることを目指している。丸の内仲通りのさらなる魅力向上のため、希少性の高い店舗やクオリティーの高い商品を提供するハイブランド・ラグジュアリーを基軸とした店舗集積を図っており、現在も積極的に新規出店を進めている。「新東京ビル」でも、「名所×遊び×接点」をテーマとした「新たなにぎわいの拠点」として、さらなる価値創出を提供していく構えだ。

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