週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

日本リージャスホールディングス 三菱地所のビルに初めて出店 上級ブランドも積極的に展開

2024.02.26 10:57

 フレキシブルオフィスを展開する、日本リージャスホールディングス(東京都新宿区)は三菱地所グループへの合流から1周年を迎えたのを機に、初めて三菱地所物件「新青山ビル」にメインブランド「Regus(リージャス)」をオープンさせた。
 同社はまた、「リージャス」のハイエンドライン「Signature」を東京日比谷、大阪梅田、福岡大名に新規オープンするなど積極的な事業展開を進めている。「Signature」は「大人のコワーキング」として最上級のワークスペースを提供する高級ブランドという位置付けで、洗練された「プライベートオフィス」、「コワーキングスペース」、「ミーティングルーム」を有する。
 同社は2023年から2024年に掛けて12の新しい拠点をオープンし、3つの既存拠点を増床。コロナ禍前以上の成長を達成した。主要都市に限らず地方都市への展開も積極的に行い、既存拠点のある地方エリアでは「Regus」や、低価格の「Openoffice(オープンオフィス)」を中心に、立地や需要に応じて異なるブランドを配置している。
 代表取締役の西岡氏は「今後も、お客様のニーズに合わせた多様なワークスペースソリューションを提供することで、働き方改革や地方創生に貢献してまいります」とコメントしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube