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平和不動産が東南アジアへの進出を支援　JSIPと協力しスタートアップの機会創出とイノベーション促進へ

2024.03.11 10:09

　平和不動産（東京都中央区）は、東南アジアへ進出する企業を後押しするＪａｐａｎ　Ｓｏｕｔｈｅａｓｔ　Ａｓｉａ　Ｉｎｎｏｖａｔｉｏｎ　Ｐｌａｔｆｏｒｍ（ＪＳＩＰ）との協力に合意した。東南アジアと日本を舞台に活躍するスタートアップの成長機会創出とイノベーションを促進する。
　同社は新興資産運用、フィンテック等のスタートアップを対象としたサービスオフィスを展開しスタートアップ企業等のサポートをしている。日本橋兜町・茅場町再活性化プロジェクトの一環として、２０１７年より独立系資産運用会社及びスタートアップ向けサービスオフィス「ＦｉｎＧＡＴＥ」を展開し現在約９０社のスタートアップの起業と成長をサポートしている。また、オフィス等のインフラ整備やセミナー、ネットワーキングイベントの開催、バックオフィスサービスの導入支援等も行い成長ステージに合わせたサービスを提供する。
　同社とＪＳＩＰはそれぞれのネットワークやノウハウを活用して、情報交換・ネットワーキング・情報発信等を行いスタートアップのグローバルでの成長機会創出、スタートアップ市場の拡大、イノベーション創出による社会問題の解決と社会の発展を目指す。
　今年１１月にはシンガポールで世界最大級のフィンテックイベントが開催される。同社はシンガポール拠点のベンチャーキャピタルと日本のスタートアップが集うピッチイベントの共同開催を検討。
　今後、東南アジアのスタートアップ及びインキュベーション関係者と幅広いネットワークを有するＪＳＩＰと協力してスタートアップのグローバル成長、海外からの企業誘致の加速、サービスオフィスに集積するコミュニティの国際化を推進する。