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ホテル「モアナコースト」別館リニューアル 全室半露天風呂・サウナ・水風呂付き客室に

2024.03.18 10:26

 鳴門レジャーランド(徳島県鳴門市)は2月6日、運営する宿泊施設「リゾートホテルモアナコースト」のリニューアルオープンを迎えた。
 1985年、兵庫県南あわじ市(淡路島)と徳島県鳴門市(大毛島)をつなぐ大鳴門橋が開通。そこから鳴門エリアでは80年代後半にリゾートホテルが続々と開業した。鳴門レジャーランドも同様。1988年、代表取締役の芝野光氏が所有する土地を活用し、「リゾートホテルモアナコースト」を開業した。
 2013年には中学生以上が宿泊できる大人のリゾートホテルとして、モアナコーストの別館を開業。本館と合わせて客室全16室という小規模でありながらも、全室半露天風呂付きのメゾネットタイプのラグジュアリーな内観を特徴とし、カップルから家族連れまであらゆるニーズに対応。行楽シーズンには、関西圏をはじめ全国から多くのリゾート客が訪れ、延べ来館者数は5万人に上る。
 そんな「リゾートホテルモアナコースト」では、2022年より改修工事を実施。第3期工事を経て、メゾネット1階の全室半露天風呂の魅力はそのままに、サウナと水風呂も全室に設えるリニューアルを遂げた。導入したのはロウリュ式のサウナ。一度に3人まで楽しめる、ゆとりあるサウナ空間としている。
 別館離れ客室の1階部分山側にはプライベートデッキを整備。リクライニングチェアも備え、外気浴も楽しめる。その奥には施設オリジナルのウォーターフォール(滝のように流れる壁)が広がり、24時間ランダムで流れる水の音色は心地よい響きを奏でる。夜にはライトアップをするなど、全身でリラックスできる空間づくりを徹底した。
 総支配人の芝野尚氏は「コロナ禍になり、当ホテルと鳴門の魅力を最大限に生かす次の一手を考えた際、昨今のサウナブームに着目しました。半露天風呂は冬場だと寒かったのですが、サウナを入れたことで季節を問わず楽しめるようになったと好評です。非日常が味わえることが当ホテルの醍醐味です」と話す。
 アクセスは鳴門北ICから車で2分。部屋はツイン、ダブル、キングの3タイプで、大人数の宿泊にも最適だ。リニューアル記念として、9月30日までの間は2万9700円~(日にち限定、2名1室の1名料金)で宿泊可能。プライベートバスもさることながら、瀬戸内の食材をふんだんに使った夕食も人気の秘訣。四国エリアのインバウンド需要も徐々に上がりつつあることから、さらに多くのニーズに応えていくだろう。




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