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六本木ヒルズで防災訓練を開催　自治会構成員など約900名が参加

2024.03.25 11:22

　森ビル（東京都港区）は今月１１日、六本木ヒルズ自治会との共同による大規模防災訓練を「六本木ヒルズアリーナ」で開催。約９００名が参加した。
　六本木ヒルズは開発とともに、約８００世帯の居住者、そしてテナントワーカーなどから構成される「六本木ヒルズ自治会」を組成。「街ぐるみの防災体制の整備」および「自助と共助の育成」を目的に、街全体に向けた防災訓練を毎年実施している。
　今回は体験訓練としてＡＥＤを使った心肺蘇生、煙体験ハウス、ＶＲ防災体験車、起震車、まちかど防災車、ＡＲ防災訓練を行ったほか、訓練者には防災備蓄品を配布。ＶＲ防災体験車では、約３分間にわたる３６０°の地震の立体映像とともに、揺れ、においなどを演出することで、地震の臨場感を体験させた。
　六本木ヒルズではこれらのよりリアルな疑似体験を通して、被災への意識・知識の向上を目指し、災害の初動期に必要となる活動を体験することで、技術の習得を図っていくとしている。