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補助金活用の窓リノベで快適な暮らし「先進的窓リノベ事業」最大200万補助

2024.04.15 10:43

 住まいあんしん倶楽部(千葉県市原市)はリフォーム・不動産取引・国土交通省承認のドローンスクールを運営している。三協アルミの施工・発注実績全国1位・LIXIL施工実績関東圏内で1位を獲得。2023年の「先進的窓リノベ事業」において、全国1位となった。
 環境省・経済産業省・国土交通省の3省連携による住宅の省エネ化の支援強化が行われている。その中で環境省が「断熱窓への改修促進等による家庭部門の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ事業)」の補助金制度を実施している。申請時期は3月末から予算の上限に達するまで。昨年11月以降に着手した断熱窓の改修を含むリフォーム工事で高性能(熱貫流率が一定の基準を満たすもの)の断熱窓が対象となる。工事内容・窓面積に応じて補助額が異なる(上限200万円/戸)。
 同社は、この補助金制度を利用したリフォームを推奨している。工事実績は戸建てや集合住宅等で年間約300案件、窓数約3千数百を超える施工を実施してきた。利用者からは、「内窓を設置したことで防音や防寒、断熱効果を実感した」という声が多い。
 そして今年の「先進的窓リノベ事業2024」では、内窓に適用される補助金が20%減額に。代わりに、前回まで含まれていなかった玄関ドア・玄関勝手口も補助金の対象となった。玄関ドアには既存ドアを枠ごと取り外す「はつり工法」と、既存枠の上から新たな枠を取り付ける2つの施工があり施工内容によって補助金が異なる。
 千葉県を中心に一都三県での施工を行う同社店長の浅尾亮丞氏は窓のリノベ時期について、「結露や冷気や熱気を感じやすくなったり、サッシなどがガタガタするセキュリティの弱さなど性能的な部分で問題を感じたらそれがリノベーションの目安です」と語った。

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