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「三島」駅南口再開発が着工 駅前に分譲マンション・医療施設・商業施設などを集積
2024.05.06 12:00
三島駅南口東街区A地区市街地再開発組合(静岡県三島市)と参加組合員のミサワホーム(東京都新宿区)、東レ建設(大阪市北区)、野村不動産(東京都新宿区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)の5者は、「三島駅南口東街区A地区第一種市街地再開発事業」を着工した。竣工は、2027年度内を予定している。
同開発事業は、三島市が策定した「三島駅周辺グランドデザイン」に沿った都市計画により、JR「三島」駅南口東街区に「広域健康医療拠点・スマートウェルネスフロント」を整備する計画で、A地区とB地区を一体的に開発する。
A地区は、敷地面積1万50㎡、延床面積5万5765㎡で、A~D棟の4棟で構成。A棟は地上24階建てで、住宅(分譲マンション)、住宅共用部、店舗、医療施設の機能を導入。B棟は地上6階建てで、店舗、子育て支援施設、事務所、賃貸住宅の機能を整備。C棟は、地上7階建てで、収容台数688台の駐車場の機能が設けられる。D棟は地上10階建てで、店舗、住宅共用部、住宅(分譲マンション)で構成。
B地区は計画を検討中。地上2階のE棟には店舗、地上8階のF棟には店舗とホテルの導入を検討している。
賑わい創出や経済の活性化を図り、健康で幸せな人々が暮らす活気に満ちあふれた「『健幸』都市」の実現を目指す。