週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

ANAファシと南海電鉄が共同でオフィスビルを構築 「ANAスカイコネクトなんば」来春開業

2024.05.27 12:40

 ANAファシリティーズ(東京都中央区)は、南海電気鉄道(大阪市浪速区)が大阪市中央区難波千日前で建設中の「(仮称)難波千日前オフィスビル」をマスターリース(建物一括借り上げ)し、施設名称を「ANAスカイコネクトなんば」として2025年春に開業する。
 同ビルは、敷地面積約439・96㎡、建築面積325・42㎡、延床面積2456・93㎡、鉄骨造地上9階建て。
 2階では、コンセプトスペース「ANA WORK CABIN(仮称)」を展開。2~5人規模のシェアオフィスと入居テナントも利用できる時間貸しの貸会議室やリフレッシュスペースを構築。3~9階のオフィスフロアには約60坪/階のコンパクトなオフィス空間を設ける。
 また、1階にはタリーズコーヒー店舗が出店する。
 環境対策としては、Low-Eガラスの採用や高断熱化等の環境配慮技術を採用。「BELS」5つ星と「ZEB Ready認証」を取得した。
 ANAファシリティーズではビルのコンセプトを「空と地上、過去と未来、地域と日本全国や世界を『つなぐ』ビル」としている。日本全国と地域をつなぎ、世界へ発信することを目指すという。




週刊不動産経営編集部  YouTube