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【週刊不動産経営】「(仮称)大阪市北区天満一丁目計画」着工 三井不レジ大川沿いに地上30階のタワマン

2024.06.03 12:42

 三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)、京阪電鉄不動産(大阪市中央区)は、タワーマンション建設計画「(仮称)大阪市北区天満一丁目計画」を着工した。竣工は、2028年春を予定している。
 計画地は、京阪本線・Osaka Metro谷町線「天満橋」駅徒歩5分をはじめ、4路線5駅が利用できる場所に位置する。
 同物件は、敷地面積1712・80㎡、専有面積43・12㎡~156・38㎡、RC造地上30階建て。
 外観(ファサード)は、大川の水面と空をなだらかに繋ぎこの地との一体感を醸成。共用空間には「水の性質」をデザインモチーフに、1階エントランスホールには住宅として初めて、実際の水を用いて揺らぎを表現する波紋照明演出「HAMON」を採用。また、3階にラウンジ、ゲストルーム、集会室を配置し、南面・東面に大きく開口部を設ける。
 専有部計画は、タワーレジデンスでありながら奥行き約2m(壁芯)のバルコニーと透明ガラス手摺りを設ける。
 また、フルタイムシステム(東京都千代田区)の「冷凍冷蔵宅配ロッカー」を日本で初めて導入。冷凍品・冷蔵品の置き配にも対応する。高層階住戸には、各戸専用の宅配ロッカーも設置する。さらに、メールコーナーには段ボールの解体やDM等を仕分けできる荷捌きスペースを設置するなど、居住者の利便性向上を図る。
 また、Luup(東京都千代田区)が提供する電動マイクロモビリティシェアリングサービスの居住者専用モデル「LUUP for Residential」を西日本で初導入。居住者は建物内に設置される専用ポートから乗車することが可能で、好きなポートへ移動することができる。また、通常料金と比較して割安な料金設定で利用できる。




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