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【週刊不動産経営】「横浜」駅前最高層の複合ビルが20日開業 相鉄アーバンと東急の「ザ ヨコハマ フロント」

2024.06.17 11:03

 相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区)と東急(東京都渋谷区)は11日、今月20日にオープンを迎える「THE YOKOHAMA FRONT(ザ ヨコハマ フロント)」の説明会と内覧会を実施した。
 「THE YOKOHAMA FRONT」は、日本で初めて認定された「国家戦略住宅設備事業」として、グローバル企業の就業者などの生活支援に必要な機能を併設した大型複合ビルだ。「横浜」駅西口に立地し、駅とはペデストリアンデッキで直結する。建物は地上43階地下2階、敷地面積約6690㎡、延床面積約7万9330㎡。低層階を商業施設、中層階にホテルとサービスアパートメント、上層階は459戸の分譲マンション、最上階にはワークラウンジなどを擁する複合施設「Vlag yokohama(フラグヨコハマ)」を配置した。
 内覧会では2カ所を公開した。42階にある「Vlag yokohama」は、会員制ワーキングラウンジ、プライベートオフィス、カフェ・バー、ホール&スタジオが併設された複合施設だ。コンセプトは、「未来の兆し(=Vlag)溢れるクリエイティブラウンジ」。共創を通して社会価値の種を生み出すことを目指している。施設内は、会員制のワーキングラウンジ(個室あり)をはじめ、一般客でも利用可能なカフェ&バーなどを展開。ワーキングラウンジの会員の申し込みは10日から始まっている。
 そして日本初出店となるホテル・サービスアパートメント「相鉄ホテルズ ザ・スプラジール横浜」は、入口がシックでモダンな造り。無人チェックインシステムを導入し、エントランスロビーにはカフェを誘致した。カフェをプロデュースしたフォンス(長野県北佐久郡軽井沢町)の広報・樋口雅美氏は「『ロビー型店舗』は業界初の取り組み。ぜひ顧客に味わっていただきたい」とした。また「ホテル」スタイルの客室はもちろん、電子レンジなどの生活家電を備えた「サービスアパートメント」を併設する。
 相鉄アーバンクリエイツ・横浜駅西口事業部開発担当課長の青山敏之氏は、「世界都市横浜として、また生活とビジネスが混在する横浜で、人・アイディア・歴史が有機的に交わり、ビジネス・クリエーションに新しい軸や未来の兆しが生まれ・育む・『場』を目指す」とコメントした。




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