週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

「小田原」駅前に商住複合ビル 1975年築の旧耐震ビルを地上17階に建替え

2024.07.01 11:50

 MIRARTHホールディングス(東京都千代田区)は、「小田原駅前分譲共同ビルマンション建替事業」を完成させた。
 立地はJR「小田原」駅西口から徒歩1分。
建物は延床面積2万4349・52㎡、建築面積1742・87㎡、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造(耐火構造)地上17階地下1階建ての住商一体型ビル。
 地下1階部分は駐車場、地上1~3階は店舗10区画、診療所4区画で構成。4~17階の権利床以外の住宅部は、総戸数190戸の分譲マンション「レーベン小田原 THE TOWER」として販売する。
 マンションの間取りは1~4LDKで、専有面積は35・90~82・56㎡。入居者用のブックラウンジやパーティールーム、宿泊できるゲストルームも完備する。
 建替え前の「小田原駅前分譲共同ビル(通称:新幹線ビル)」は1975年に建築された旧耐震基準のビルで、小田原市からも耐震性不足などの改善通知を受けていた。2017年に同社(旧タカラレーベン)が事業協力者に選定され、「小田原駅前分譲共同ビルマンション建替組合」として、区分所有法による建替え決議や優良建築物等整備事業の認定を経て工事を推進してきた。

PAGE TOPへ