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大建工業 不燃壁材に木目の新柄を追加 高い施工性で工事費用削減・作業員の負担軽減も
2024.07.01 11:32
大建工業(大阪市北区)は、深彫調不燃壁材「グラビオエッジ」に木目調の新柄「レグノ」を追加し、6月21日から発売した。
「グラビオエッジ レグノ」は、立体的なエンボス加工と特殊多彩塗装を施すことで、シャープな陰影とリアルな素材感を表現した不燃壁材。基材となる「ダイライト」ならではの加工性や、横455mm×縦1820mmもの大判サイズと軽量性の両立による高い施工性のほか、タイル調の意匠ながらも大工工事のみで施工できるため、左官職人の手配が不要となり、トータルでの工事費削減・作業員の負担軽減にもつながる。オフィスのエントランス、会議室をはじめ、ホテルや住宅など様々な内装空間に調和し、木目の温かみや高級感を演出する。販売目標は2025年度に12万㎡。
大建工業では、公共・商業建築市場における提案コンセプトに「SOUND&MIND」を掲げる。これは、施設空間の“音環境”とそこで過ごす人々の“心”に着目し、心身共に健康で社会的にも満足できる「ウェルビーイング」な空間づくりをサポートするもの。施設の中でも、特にオフィス市場においては、在宅ワークやテレワークのような勤務スタイルが浸透・定着しつつある。テレワークの普及で働き方が多様化する昨今、オフィス空間の在り方が見直され始めている。良好で快適な空間づくりを重視した職場環境が求められている。今回発売の新柄「レグノ」も、内装に木目を取り入れることによる「くつろぎ」や「癒し」効果を狙ったバリエーション拡充だという。
同社建装事業企画部の船渡まなみ氏は「“集中力や生産性が高まる”“リラックスしてアイディア出しができる”など、オフィスでの業務内容に応じたコト提案を進めることで、当社ならではのウェルビーイングなオフィス空間の普及を目指したい」と話す。