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山陰中央新報社 出雲市に複合商業施設

2024.07.15 11:31

 山陰中央新報社(島根県松江市)は、島根県出雲市で進めている開発事業「出雲プロジェクト」第2期の商業テナントビルの名称を「ENnoZA(エンノザ)」に決定し、今秋開業すると発表した。
 建設地は出雲市中心市街地の旧国道9号沿い。昨年9月には第1期として、延床面積226・37㎡、鉄骨造1階建てのコーヒー店が開業している。
 開発中の第2期同プロジェクトでは、延床面積1023・60㎡、鉄骨造2階建ての商業テナントビルを開業する。飲食、美容、物販、娯楽サービス店舗など計5店舗が入居予定で、多様な場面で利用できるテナントを揃える。
 1階には芝生広場を整備。来訪者の憩いの場として、自由に過ごすことができる。また、女性や若者、子育て世代にとって魅力ある出店者を誘致するマルシェも開催する計画。
 施設内には「山陰中央新報社ゾーン(仮)」も整備予定。同社が賑わいづくりを直接手掛けるスペースとして、この場所でしか買えない・体験できない商品のPOPUPストア(期間限定店舗)やワークショップの開催、絵画や写真の展示会、街づくりなどに関する会合での利用、企業の新商品や新事業のPRなど、さまざまな用途に利用できる。さらに、新聞メディアを持つ強みを生かし、スペース利用者の取り組みや活躍をさまざまな媒体で発信していく。




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