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東急不動産　「ＬＯＧＩ‘Ｑ蓮田」着工　延床約3万㎡の物流施設

2024.07.15 11:27

　東急不動産（東京都渋谷区）は、物流施設「ＬＯＧＩ‘Ｑ蓮田」を着工した。竣工は２０２６年１月２０日を予定している。同社と伊藤忠商事（東京都港区）、伊藤忠都市開発（東京都港区）の３社で共同開発を進める。
　計画地は埼玉県蓮田市。圏央道「白岡菖蒲」ＩＣから約１・７ｋｍ、東北自動車道「久喜」ＩＣから約５・９ｋｍに位置する。
　同施設は、敷地面積１万４１８３坪、延床面積２万９７５７坪、Ｓ造４階建て、最大６テナントの入居が可能な大型マルチテナント施設として計画。国道から２階へは、スロープで直接アクセス可能とする。
　１階と２階いずれにも接車できるトラックバースを確保したことで、様々なニーズに対応可能な計画としている。また、テナントのオペレーション要望により配送重視の１フロア利用や保管も兼ねた２フロア利用なども選ぶことができる。
　内装には、蓮田市の自然からインスパイアを受けたデザインを取り入れる。ＢＣＰ対策としては１階倉庫の床レベルを内水氾濫浸水レベル以上に設定するほか、防災備蓄庫、非常用発電機の設置を計画。屋上には太陽光パネルを設置し、施設の使用電力として自家消費する。