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「晴海トリトンスクエア」共用部リニューアル 廃棄物などを活用 CASBEE不動産Sランク取得

2024.08.05 11:31

 オリックス不動産投資顧問(東京都港区)は、同社がアセットマネジメントを受託している「晴海アイランドトリトンスクエア オフィスタワーX」の共用部の大規模リニューアルを完了させ、「GRAND EDITION(グランエディション)」として開業した。リニューアルは2001年の竣工以来初となる。
 同ビルは、延床面積13万1196・85㎡、鉄筋鉄骨コンクリート造地上44階地下4階塔屋3階建て。ビル内にはオフィスのほか、商業施設やクリニック、郵便局が入居する。
 リニューアルの設計は米国のゲンスラー社が担当した。
 2階エントランスロビーには、中央に「スパイラル(渦)」をモチーフにしたオブジェとベンチを設置。また入居企業専用ラウンジ「OCEAN LOUNGE」では、波紋をデザインした天井、海に着想を得たアートを壁一面に施した。天井ルーバーには、地産地消素材として東京都多摩市産の杉を使用している。
 1階のカンファレンスルームには3つの会議室を設け、ガラスの可動式間仕切りを開放することで93㎡の空間とした。
 内装には廃棄物を再生したタイルカーペット、既存ビルで使用されていた大理石で製作したテーブルなど、環境に配慮したものを活用。CASBEE不動産のSランクを取得した。




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