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日鉄興和不動産/NTT都市開発 「築地」駅直結の複合再開発が始動 地上21階のビルを建設へ

2024.08.05 11:28

 NTT都市開発(東京都千代田区)と日鉄興和不動産(東京都港区)が進める「築地二丁目地区第一種市街地再開発事業」が施行認可され、本格的にスタートする。着工は2026年度、竣工は2029年度を予定している。
 計画地は、東京メトロ日比谷線「築地」駅に隣接する約0・6haの区域。
 同事業では、区域内の既存ビルを解体し、「築地」駅に直結するオフィス・商業施設等が入居するビルを建設する。
 計画建物は、敷地面積約5050㎡、延床面積約5万7300㎡、地上21階地下3階建て。基準階500坪超のオフィス空間や、店舗等の賑わいを感じられるファサードデザインの導入、緑化空間の創出を図る等、防災機能や都市空間を整備する。
 また、区域内では、地域住民が憩い・滞留や地域活動の場となる大規模交流広場を整備。平成通りから「築地」駅までの動線を構築し、敷地内には地下鉄出入口や駅前広場を整備して歩行者ネットワークを形成する。
 築地エリアでは旧築地市場跡地の「築地地区まちづくり事業」をはじめ、首都高速道路の大規模更新と連携した「築地川アメニティ整備構想」などの開発を控えている。日鉄興和不動産とNTT都市開発では今回の事業を築地エリアにおける一連の再開発の先行プロジェクトと位置付け、地下鉄駅を起点とした歩行者ネットワークや交流広場、オフィスなどを整備することで、周辺地域の業務機能の向上に貢献していくとしている。




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