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川口そごう跡が三井不のCSに 「(仮称)川口駅前商業施設計画」着工

2024.08.26 11:51

 三井不動産(東京都中央区)は、埼玉県川口市で旧「そごう川口店」建物のリニューアル計画として、「(仮称)川口駅前商業施設計画」を着工した。三井不動産ブランドの商業施設としてリニューアルし、2025年春に再開業する予定。
 立地は埼玉県川口市栄町。JR京浜東北線「川口」駅東口駅前広場に面し、駅からペデストリアンデッキで直結する。駅前交通広場のバス停留所には約30系統の路線バスが乗り入れており、交通利便性に優れる。
 建物は、敷地面積約8900㎡、延床面積約6万8800㎡、店舗面積約2万1500㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造地上11階地下2階建て。
 リニューアル計画は、旧「そごう川口店」の特徴である大時計や外構の大理石などを残しながら実施。リニューアル後の入居テナントは、アパレル・コスメ・生活必需品や生鮮・スイーツ等のグルメ店舗など約100店舗となる計画。三井不動産では駅前地区のさらなる利便性と賑わいを向上させ、活気ある街づくりに貢献。また、各店舗と連携した環境施策の実施など、持続可能な社会の実現にも取り組むとしている。
 旧「そごう川口店」は1991年に百貨店としてオープン。2021年に閉店し、2023年に三井不動産が取得していた。




週刊不動産経営編集部  YouTube