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サンケイビル 横浜市中区に職住一体型賃貸住宅 低層部にスモールオフィスや会議室を整備
2024.09.09 11:33
サンケイビル(東京都千代田区)は、横浜市中区弁天通で職住一体型賃貸レジデンス「(仮称)横浜市中区弁天通複合賃貸レジデンス計画」の開発に着手した。竣工は、2026年2月下旬を予定している。
計画地は、みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩3分、みなとみらい線「馬車道」駅徒歩7分、JR根岸線「関内」駅徒歩7分等の3駅3路線が利用可能な場所に位置する。
同計画は、敷地面積318・44㎡、延床面積2117・40㎡、鉄筋コンクリート造地上14階建て。
建物のデザインは、赤煉瓦を彷彿させる色味を使い、街並みと調和するデザインを採用。デザイン監修は、UDS(東京都渋谷区)が担当。
建物内には1~5階にスモールオフィス、6~14階に賃貸レジデンスを設ける。1階には、オフィス入居者が共同で使用できる会議室の設置に加え、屋上にはスモールオフィス・賃貸レジデンスの入居者専用のテラスを計画。
賃貸レジデンス部分は、1DK・1LDK・2LDKでプランを構成し、最上階の14階にロフト付き住戸を設ける計画。
防災・防犯設備としては、災害時に必要なものを備えた「災害用備蓄スタンドBISTA」を設置するとともに、住戸までの非接触化を実現する「ハンズフリーキーシステム」を採用する等を行う。
サンケイビルは、今後もひとつひとつ丁寧な開発を行い、都市に暮らす人々の生活利便性や、働き方・暮らし方の多様性に応えるために、さまざまなスタイルの住居を提供することで、人々が安心して住み続けられる取り組み、社会貢献を意識した開発に取り組んでいくとしている。今回の取り組みはSDGs(持続可能な開発目標)における4つの目標に貢献しているとし、今後も持続可能な社会の実現に貢献していく姿勢だ。