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東京メトロとスーパーホテルが協業　池袋西口のホテルを増築

2024.09.09 11:10

　東京地下鉄（東京都台東区、東京メトロ）はスーパーホテル（大阪市西区）が運営する「スーパーホテルＪＲ池袋西口」既存棟に隣接する用地で増築棟を開発している。今年１１月下旬に増築棟を竣工し、既存棟を１２月２６日に「スーパーホテル池袋西口天然温泉」としてリニューアルオープンする予定だ。
　本開発は東京メトロとスーパーホテルの協業により、東京メトロが所有する池袋二丁目の用地に副都心線「池袋」駅の新設出入口・エレベーターと増築棟を建設し、既存棟と一体的なホテルを開発するもの。開発計画は２０２２年８月に始動していた。
　ホテルの竣工に伴い客室数を全１１３室から全２０１室へと大幅拡大し、ビジネスユースだけでなくファミリーユースなど様々な用途に対応させる。奥湯河原温泉から運搬した天然温泉を使用した大浴場の新設やフロント・ラウンジのリニューアルなども実施し、さらに魅力的な空間とする。
　また、副都心線「池袋」駅と繋がる出入り口を新設し、地上行きのエレベーターを整備することで駅や駅ナカ商業施設「Ｅｃｈｉｋａ池袋」への円滑な移動・利便性の向上を実現する。
　既存棟は地上１４階建ての鉄骨造、増築棟は地上１２階地下１階建ての鉄骨造と一部鉄筋コンクリート造。敷地面積は５０９・８７㎡、延床面積は増築棟２２８０・２５㎡で既存棟が２２４５・６８㎡。