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「(仮称)LOGIFRONT名古屋みなと」着工

2024.09.09 10:57

 日鉄興和不動産(東京都港区)は、物流施設「LOGIFRONT」シリーズの中部圏第1弾となる「(仮称)LOGIFRONT名古屋みなと」をトヨタホーム(名古屋市東区)との共同事業として着工した。竣工は、2025年11月末の予定。
 計画地は愛知県名古屋市港区に所在し、名古屋第二環状自動車道「南陽」ICより約4・0km、名古屋高速道路「港明」ICより約4・2kmの場所に位置する。
 同施設は、敷地面積1万555・80㎡、延床面積2万1535・91㎡、S造地上4階建て。ランプウェイを持たないBOX型の物流施設で、1階に片面バースを備え、2分割でも利用可能な汎用性のある平面計画とした。
 昇降設備は荷物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ2基標準装備。また、キュービクル等の重要設備は屋上に設置している。
 外観は、金属断熱サンドイッチパネルを採用し、シルバーとダークグレーのモノトーン調を基調としたデザインとなっている。出入口は、車両と歩行者及び自転車を分離し、安全性に配慮した動線を計画。
 環境対策としては、日本製鉄(東京都千代田区)と協働で日鉄興和不動産が提供するグリーンスチール(環境配慮型鉄材)「NSCarbolex Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」を、民間デベロッパーとして大型物流施設に初採用。同施設では鉄骨H形鋼の一部に使用している。
 また、日本製鉄の製品・ソリューション技術「NSCarbolex Solution(エヌエスカーボレックス ソリューション)」に内包される建築ソリューション「ProStruct(プロストラクト)」も併せて採用。製品およびソリューションにより、鉄鋼生産から施工時におけるCO2排出量を削減するという。




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