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静岡県藤枝市の再開発事業都市計画決定 「藤枝」駅北口エリアに複合ビル開発へ
2024.10.14 11:52
静岡県藤枝市のJR「藤枝」駅前で再開発がスタートする。藤枝市は7日、「藤枝駅前一丁目6街区第一種市街地再開発事業」の都市計画を決定したと発表した。
計画地は、JR「藤枝」駅北口のメイン道路に隣接し、商店や業務施設などが並ぶ約0・3haの区域。
同計画は、延床面積約1万3058㎡、地上17階建ての複合ビルを建設。104戸の住宅、店舗、業務施設などとして整備する。施設建物工事は、2026年10月~2028年10月を予定している。
今回の都市計画決定に先立ち、市では容積率緩和による建築物の高層化やオープンスペースの確保、緑化の推進、風俗営業の制限などを定めた地区計画(まちづくりのルール)を8月30日に決定。準備組合では今年度中を目途に基本設計や資金計画を作成し、2025年度には再開発組合の設立と事業計画の県知事認可申請を目指す。
藤枝市では、同事業による新たな施設整備により、土地の合理的かつ健全な高度利用と、都市機能として商業・業務施設の集積と良質な都市型住宅の供給を図り、良好な都市環境を形成していくとしている。快適な街なか居住の推進と新たな賑わいの創出に向け、事業が早期に実現できるよう、引き続き積極的に支援していく構えだ。