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森ビル 「六本木ヒルズ」屋上で稲刈り 近隣住民等150名が参加
2024.10.14 11:09
森ビル(東京都港区)は今月5日、「六本木ヒルズ」のけやき坂コンプレックスの屋上庭園で、育成していた稲の収穫を実施した。
庭園は約1300㎡。地上45mの高さに立地。2006年からは地方自治体と連携し、地方の魅力発信を目的に毎年異なる地域の米を育成してきた。
今年は、2021年度に続いて鳥取県とのコラボを実現。鳥取県の「星空舞」を収穫した。同品種の特徴は、適度な粘りとしっかりとした粒感、冷めても変わらずおいしい食感、きれいなつや感など。長年の品質向上が功を奏し、日本穀物検定協会の2022年産米の食味ランキングでは最高評価の「特A」を獲得した品種だ。
収穫には近隣住民や六本木ヒルズのワーカーなど約150名が参加。収穫前には「星空舞」で作ったおにぎりが参加者にふるまわれたほか、鳥取県「5つ星お米マイスター」の小池理雄氏がおいしいおにぎりの握り方を参加者にレクチャーした。
当日はあいにくの雨。だが自然を都心で感じられる取り組みに、多くの子供たちが笑顔だった。森ビルでは今後も、屋上庭園を活用したイベントを通じたコミュニティの活性化に取り組んでいく構えだ。