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複合開発「リーフシティ市川」内でタワマン開発 JR「市川」駅徒歩7分の地上29階建て分譲住宅
2024.11.04 12:07
三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)と野村不動産(東京都新宿区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は、京葉ガス(千葉県市川市)が千葉県市川市で進める複合開発「リーフシティ市川」内に「リーフシティ市川 ザ・タワー」を開発している。竣工は、2026年12月下旬を予定している。
同計画は、約3・7haの商業施設や中央広場、運動場のほか、賃貸住宅、シニア住宅、同物件を1つの敷地内に計画する多世代型複合開発。
立地は、JR「市川」駅から徒歩7分に位置する。
同物件は、敷地面積1万2000・02㎡、建築面積5340・88㎡、延床面積7万1594・63㎡、専有面積42・70~129・90㎡、鉄筋コンクリート造地上29階建て、総戸数674戸の大規模免震タワーマンション。
27階には、東京スカイツリーや富士山等の眺望が楽しめる「スカイラウンジ」を設ける。
また、1階には「ワーキングラウンジ」や「キッズスペース」とシームレスにつながる「エントランスラウンジ」を設ける。さらに、家族や友人が宿泊できる2つの「ゲストルーム」をはじめ、居住者の要望に応える「コンシェルジュデスク」、スニーカーや布団まで洗濯可能な「ランドリースペース」、スムーズな入出庫が可能な「自走式駐車場」などを備える。
環境対策としては、断熱性能の向上と高効率な設備システムの導入により、「BELS認証」で「ZEH-M Oriented」の取得を予定。また、実質再生可能エネルギー100%の一括受電システムを採用するなど環境配慮を施している。
同物件では、京葉ガス供給エリアで新築分譲マンション初となる「カーボンオフセット都市ガス」を供給する。都市ガスのライフサイクルで排出される温室効果ガスをカーボンクレジットで相殺することにより、温室効果ガス削減に貢献可能な都市ガス。
災害対策としては、建物に免震構造を採用。3種類の免震ゴムと減衰こま(免震ダンパー)を用いる。また、災害時にも電力を供給できる非常用発電機を設置している。