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ダイビル インドで2件目のオフィスビル開発 チェンナイ市に延床約30万㎡・地上11階のビル
2024.11.11 12:03
ダイビル(大阪市北区)は、インド・チェンナイ市のビジネスパーク開発計画「International Tech Park Chennai,Radial Road」に参画した。ダイビルとしてインドで2件目の開発プロジェクトで、総事業費は約200億ルピー(約350億円)。同プロジェクトには三菱地所(東京都千代田区)も参画している。
同計画は、敷地面積約5・25haにオフィスビル2棟を建設する計画。1期は2023年8月に開業しており、2期は12月に竣工する予定。
建物は延床面積29万9000㎡、地上11階地下3階建て。インドのビジネスパークで初の「ネット・ゼロビル認証」をインド・グリーンビルディング評議会から取得しているほか、「WELL認証」も設計段階での事前承認を取得している。
ダイビルではグループの中長期経営計画において、海外事業戦略を国内事業、新規事業とあわせた3本柱の1つに位置付けている。その重点施策に「既投資国(ベトナム・豪州)への投資拡大」に加えて「新規投資国(成長地域)への投資」を掲げ、後者に関する具体的取り組みとして、経済成長・人口成長が見込めるインドマーケットへの進出を実現すべく活動してきた。今後も商船三井の海外ネットワークも活用しながら、インドへの投資に積極的に取り組むとしている。