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サンフロンティアホテルマネジメント 山形県の商業施設跡地に11階建てホテル
2024.11.11 11:42
サンフロンティアホテルマネジメント(東京都千代田区)は、山形県で新規ホテル「たびのホテルlit酒田」を建設する。開業は2026年12月を予定している。サンフロンティアグループが山形県でホテルを開発・運営するのは初。
計画地は山形県酒田市中町。中心市街地に位置する商業施設「パイレーツビル」の跡地。
同ホテルは、敷地面積2551・41㎡、延床面積5476・15㎡、鉄骨造11階建て、客室数173室。
最上階には鳥海山の眺望を楽しめる天然温泉露天風呂とサウナ付きの大浴場を設置し、マッサージチェア付き展望ラウンジを併設。また、ビュッフェ形式の朝食を提供するレストラン、出張時の打ち合わせも可能なミーティングルームやロビーラウンジなども備える。ビールやソフトドリンクなどの提供サービスも実施する予定。
客室は、1人でも利用できる約15・5㎡のダブルルームと、約27㎡のデラックスツインルームが中心。長期滞在ニーズにも対応し、キッチンや洗濯機、電子レンジを備えた客室も用意する。
サンフロンティアホテルマネジメントと酒田市は、酒田市の重要課題である人口減少問題への取り組みの一環として「地域振興に係る連携協定」を2023年7月に締結。酒田商工会議所を含めた三者で、新規ホテル・観光事業を通じた地域創生を目指して協議を重ねてきた。今回のホテル開発は地域振興プロジェクトの第1弾。同社ではホテル事業を通して街に賑わいをつくり、産業を興して雇用を生み出し、結果的に人口を増やすことにつなげることを目指すとしている。