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名古屋・中川運河堀止地区で開発に着工 3階建てホテルや商業店舗建設

2024.12.02 11:38

 名古屋ステーション開発(名古屋市中村区)は、参画する「中川運河再生計画」の中川運河堀止地区開発の第1段階であるA地区開発に着工した。
 同プロジェクトは、中川運河の歴史と役割を尊重しつつ、概ね20年先を見据えた再生構想と、概ね10年間の取り組み内容を示した計画。
 開発地は愛知県名古屋市中川区運河町の中川運河堀止地区。ささしまライブ24土地区画整理事業地内。A、B、Cの3地区で構成され、今回着工したA地区は「賑わいゾーン」の玄関口としてコミュニティホテルや飲食店、オフィススペースなどを建設する。
 A地区は、敷地面積約2390㎡、延床面積約2040㎡の建物を建設。ホロニック(神戸市東灘区)が、地上3階建てコミュニティホテル「セトレ」を東海地区に初オープンする。宿泊自体が訪れる目的になるような「高付加価値型」ホテルを計画している。そのほか、地上1階建ての飲食店舗、大屋根(キャナルルーフ)を設置する。
 B地区およびC地区は2025年春に着工予定。敷地面積約3490㎡、延床面積約1070㎡、地上3階建て、店舗、事務所、駐車場用途の建物を建設する。全面開業は2026年春を予定している。




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