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「ザ・パークハウス品川荏原中延」開発 マンション開発で東中延エリアの防災性向上図る
2024.12.09 12:24
首都圏不燃建築公社(東京都港区)と三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は、東京都品川区の「東中延一丁目11番地区防災街区整備事業」内で、分譲マンション「ザ・パークハウス品川荏原中延」を開発している。竣工は、2026年1月を予定している。
同事業では、同開発を通じて火災や地震の発生時の延焼防止、安全な避難経路の確保、都市型住宅への整備、細分化された土地や狭あい道路の拡幅整備、快適な歩行者空間や緑化空間の創造を目的として事業を推進する。
立地は、東急池上線「荏原中延」駅から徒歩2分のほか、東急大井町線「中延」駅から徒歩6分、都営浅草線「中延」駅から徒歩7分、東急大井町線「戸越公園」駅から徒歩8分と4駅3路線が利用可能。
同物件は、敷地面積802・48㎡、建築面積362・49㎡、鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て総戸数63戸の分譲マンション。
間取りは、専有面積34・63㎡~67・22㎡。1LDKを中心にゆとりある2LDKや3LDKまでのプランをラインアップ。リビング・ダイニングは天井高約2・45m。リビングに隣接する洋室にはウォールドアを採用し、リビングと洋室の一体的な利用や、集中できるプライベート空間の創出など、フレキシブルに使うことができる。
デザインは、インタープランデザインセンター(東京都目黒区)が監修。「トーチ」をイメージしたファサードデザイン。周辺景観との調和に配慮し、壁面の分節化を採用。グレーのガラスに乳白色のフィルムを挟んだガラス手摺を用いたバルコニーやホテルライクな内廊下の採用など、プライバシー性とランドマーク性を兼ね備えたデザインとしている。
セキュリティとしては、玄関の施錠・解錠等がスムーズなハンズフリーキーとエントランスにオートロックシステムを採用。ハンズフリーキーを持っているだけでエントランスオートドアロック、エレベーターセキュリティを解除することが可能。
災害対策としては、非常用簡易トイレや最寄り階に自動停止するエレベーター等を採用。また、共用の防災備蓄倉庫に加え、住戸別の戸別防災備蓄倉庫を設置。