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住友林業 米国で賃貸用集合住宅開発

2024.12.16 11:24

 住友林業(東京都千代田区)は、米国子会社を通じ、米ノースカロライナ州ダーラム近郊で賃貸用集合住宅を開発する。竣工は、2026年11月以降順次予定している。
 開発には九州電力(福岡市中央区)とNECキャピタルソリューション(東京都港区)が、それぞれ米国現地法人を通じて参画。
 計画地は、デューク大学、ノースカロライナ州立大学、ノースカロライナ大学チャペルヒル校を結ぶ「リサーチトライアングル」と呼ばれるエリアに位置。
 同物件は、賃貸床面積3万4764㎡、混構造6階建て。1階は、鉄筋コンクリート造、2~6階は木造とし、木造枠組壁工法を採用。2×4材の規格品を用いるため、一般的にRC造と比較してコストと建築時のCO2排出量を削減可能。
 住戸は若年層をターゲットに、スタジオタイプからタウンホームタイプまで様々な住宅タイプを設ける。共有スペースとしては、スカイラウンジ、クラブルーム、コワーキングスペースなどを設置。
 環境対策としては、環境認証の取得および建物ライフサイクルでのCO2排出量の見える化を実施する。




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