週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

アパグループ 山形県鶴岡市でホテルを計画

2024.12.16 11:15

 アパグループ(東京都港区)は、山形県鶴岡市の「鶴岡」駅前で、ホテル開発を計画している。
 計画地は山形県鶴岡市錦町。JR羽越本線「鶴岡」駅から徒歩5分の場所に位置する。グループのアパホーム(石川県金沢市)が土地所有者から事業用地を賃借した。
 計画建物は、敷地面積4678・59㎡、延床面積約5500㎡、地上7階建て、客室数300室のホテル。主な施設として大浴場の設置を予定している。
 竣工後は、アパホテル(東京都港区)が、「(仮称)アパホテル山形鶴岡駅前西」として運営を行う。
 またアパグループは、現在進めている「選択と集中」戦略に基づき、山形市で運営中の「アパホテル山形駅前大通」(全56室)を売却することとし、新たなホテルの運営開始と同時にアパホテルとしての運営を終了すると発表した。山形県内ではこれまで山形市と鶴岡市の2拠点で運営を行っていたが、今後は鶴岡市内での展開に注力し、運営効率をより高めていく考えだ。山形県内のアパホテルは、「アパホテル山形鶴岡駅前と今回の「アパホテル山形鶴岡駅前西」の計画を合わせて2棟・437室となり、244室の増室となる。




週刊不動産経営編集部  YouTube