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TOKIUMの経費採算・請求書処理サービス イオンディライトが導入
2024.12.23 11:21
TOKIUM(東京都中央区)は、経費精算や請求書処理などの支出にまつわるクラウドサービスを提供している。同社は18日、イオンディライト(東京都千代田区)が「TOKIUM経費精算」および「TOKIUMインボイス」を導入したことを発表した。
「TOKIUM経費精算」は、スマートフォンから経費精算の申請・承認を行うことができるクラウドサービス。自宅や出張先からでも経費精算ができ、会社に戻るなどの手間や工数削減を実現する。また「TOKIUMインボイス」は、郵送やメール添付、ウェブからのダウンロードなど、請求書をあらゆる形式で同社が受領を代行し、データ化を行うクラウドサービスで、入力作業を削減するだけでなくクラウド上で請求書の処理が可能となり、出社を前提とした経理処理システムの改善へとつなげることができる。
イオンディライトでは長年使用していた自社開発システムの老朽化が進んでいたことに加え、電子帳簿保存法やインボイス制度などの法令対応のためのシステム刷新を検討していた。また本社の移転に伴い書類を保管するスペースが不足し、ペーパーレス化の推進が必要となっていた。従来のシステムでは紙でのやり取りが基本となっており、出社を前提とした経理処理システムとなっていたこと、経費精算のために会社に戻る必要があるなど、無駄な時間も生じていた。これらの課題の解決を目的にイオンディライトでは「TOKIUM経費精算」および「TOKIUMインボイス」の導入を決めたとしている。
今回の導入により経費精算書類のペーパーレス化が進み、年間50箱に達していた書類の保管量が4分の1に削減された。また、紙のやり取りが減少したことで社内メール便の郵送代や倉庫での保管料といったコストの削減も実現。事務所以外の場所でも経費精算が可能となったことで、全国の拠点で働く同社従業員の業務負担の軽減につなげている。
イオンディライトのグループ財務経理部、経理グループの日根野谷正浩氏は「TOKIUMの導入によって、システム刷新にあたって最優先事項にしていた現場の業務効率化を実現することができました。特に、スマートフォンからの経費精算申請が可能となったことで、現場で働く従業員からも非常に好評です。今後は経理の専門性を高め高度な専門知識を身に付けるとともに、経理業務の効率化をさらに推進していきたいです」と述べている。