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茨城・古河で全8棟の危険物品物流拠点竣工 隣接地で10棟の危険物倉庫建設も計画

2025.01.06 11:49

 三和建設(大阪市淀川区)は、倉庫建設ブランド「RiSOKO」の大規模危険品物流拠点「プロロジスパーク古河6」を竣工させた。また、隣接地で危険物倉庫10棟からなる「プロロジスパーク古河7」に着工する。着工は来月を予定している。
 「RiSOKO」は、危険物倉庫や冷蔵冷凍倉庫など、特殊な機能を持つ倉庫を対象とした、オーダーメイド型倉庫建設ブランドである。
 「プロロジスパーク古河6」は、化粧品やアルコール類など、取り扱いに注意が必要な危険品の保管に特化した施設。総延床面積約8900㎡、全8棟の倉庫および付属棟で構成される。設備としては、ワンウェイの車両動線、第3種移動式泡消火設備の設置、奥行5mの庇を備える。また水害発生時のBCP対策としてキュービクルなどの電気系統を管理棟の上部に設置する。
 同施設には、全棟で丸和運輸機関(埼玉県吉川市)が入居する予定とし、ドライ倉庫の「プロロジスパーク古河4」と一体運用で通販商材の拠点として利用される。




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