週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

阪急阪神不動産 インドネシアの複合施設一部取得 商業施設と4つのホテルで構成される施設

2025.01.20 11:34

 阪急阪神不動産(大阪市北区)は、インドネシア・バリのクタにある商業・ホテルの複合施設「ビーチウォークコンプレックス」の一部を取得した。同社がバリで不動産事業に参画するのは初めてとなる。
 立地は、ングラ・ライ国際空港から車で約15分に位置する。
 同施設は、敷地面積約5万2500㎡、延床面積約15万4500㎡、地上4階地下2階建て。
 約180店舗が入居する商業施設「ビーチウォークショッピングセンター」、マリオット・インターナショナルが運営する「シェラトン・バリ・クタ・リゾート(全203室)」と「アロフト・バリ・クタ(全175室)」、アスコットグループが運営する「イエロホテル・クタビーチウォーク(全147室)」と「ビーチウォークレジデンス(レジデンシャルホテル、全20室)」の4ホテルで構成される。
 また、同社は、インドネシアのPT Indonesian Paradise Property Tbkと共同で同施設の運営・管理を行っていく。
同社は運営・管理を通じ施設価値向上を図るとともに、ASEANで賃貸事業の基盤構築を進めるとしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube