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日鉄興和不動産が初のグリーンボンド発行 「ＭＦＬＰ・ＬＯＧＩＦＲＯＮＴ東京板橋」に資金充当

2025.01.20 11:21

　日鉄興和不動産（東京都港区）は、２０２４年９月３０日に竣工した「ＭＦＬＰ・ＬＯＧＩＦＲＯＮＴ東京板橋」を資金使途とするグリーンボンドを発行する。グリーンボンドの発行は同社として初の取り組み。
　グリーンボンドとは、環境問題の解決を図る事業に使用する資金の調達を目的として発行される債権のこと。今回は１月２３日付けで発行され、償還期限は５年。発行総額は１５０億円、利率は１・５７％。調達した資金は同社が開発・運営する物流施設「ＭＦＬＰ・ＬＯＧＩＦＲＯＮＴ東京板橋」建設時の借入金の返済に充てられる。
　「ＭＦＬＰ・ＬＯＧＩＦＲＯＮＴ東京板橋」は東京都板橋区舟渡に立地。敷地面積９万１２５５・５８㎡、延床面積２５万６１５７・６３㎡、Ｓ造地上６階で、２０２４年９月の竣工。屋上全面に太陽光パネルを設置して板橋区内７３の小中学校へ供給するほか、屋内照明のＬＥＤ化などによる省エネにも取り組み、「ＺＥＢ認証」および「ＤＢＪ　Ｇｒｅｅｎ　Ｂｕｉｌｄｉｎｇ認証」５つ星を取得している。