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「マンション1棟丸ごと再エネ供給プロジェクト」開始 一括受電サービスの活用で1棟丸ごと再エネを導入
2025.02.17 11:44
レジル(東京都千代田区)は、横浜市内のマンションに対する実質再生可能エネルギー100%の電力供給プロジェクトを進めている。 レジル(東京都千代田区)は、横浜市内のマンションに対する実質再生可能エネルギー100%の電力供給プロジェクトを進めている。
同プロジェクトは、既に同社のマンション一括受電サービスを導入している市内のマンション1棟に対して実施し、「一括受電の仕組みを活かした、民間事業者による市内マンションへの再エネ供給」のモデルケースの創出を目的とするもの。同モデルでは、対象のマンションで同社が一括受電サービスを提供しており、全ての世帯・管理組合と電力供給契約を結んでいる。専有部と共用部を含めた建物全体へ同じ事業者が電力を供給するため、1棟丸ごと再エネ導入を実現することが可能。CO2削減効果は年間約1000t/CO2を見込んでいる。
同社と横浜市は、家庭部門のCO2排出削減に貢献することで、横浜市が掲げる2030年度までの温室効果ガス排出量50%削減、2050年のカーボンニュートラル実現という目標の達成を後押しすることを目的に連携を締結した。
同プロジェクトは、既に同社のマンション一括受電サービスを導入している「ザ・パークハウス横浜新子安ガーデン」に対して実施し、「一括受電の仕組みを活かした、民間事業者による市内マンションへの再エネ供給」のモデルケースの創出を目的とするもの。同モデルでは、対象のマンションで同社が一括受電サービスを提供しており、全ての世帯・管理組合と電力供給契約を結んでいる。
専有部と共用部を含めた建物全体へ同じ事業者が電力を供給するため、1棟丸ごと再エネ導入を実現することが可能。CO2削減効果は年間約1000t/CO2を見込んでいる。
同社と横浜市は、家庭部門のCO2排出削減に貢献することで、横浜市が掲げる2030年度までの温室効果ガス排出量50%削減、2050年のカーボンニュートラル実現という目標の達成を後押しすることを目的に連携協定を締結した。
同プロジェクトを実施するマンション「ザ・パークハウス横浜新子安ガーデン」は、敷地面積1万9124・81㎡、建築面積6880・10㎡、延床面積4万3950・66㎡、地上10階地下1階建て。 同物件は、横浜市の「よこはま防災力向上マンション認定制度」に認定されている。同制度は、防災対策を実施しているマンションを横浜市が認定するもの。今回の対象マンションでは、管理組合のもとに防災組織を結成しているほか、防災訓練を定期的に実施するなど、ソフト面での積極的な取り組みが評価されており、今後はハード面でのレジリエンス強化も見据えているとしている。