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日本郵政不動産　横浜市西区で「JP noie 横浜平沼」竣工　採光・通風に配慮した賃貸マンション

2025.03.10 11:11

　日本郵政不動産（東京都千代田区）は、神奈川県横浜市西区平沼一丁目で賃貸マンション「ＪＰ　ｎｏｉｅ　横浜平沼」を竣工させた。
　立地は相鉄本線「平沼橋」駅から徒歩２分、市営ブルーライン「横浜」駅から徒歩１０分、ＪＲ東海道本線、京浜東北・根岸線、横須賀線、湘南新宿ライン「横浜」駅から徒歩１２分の場所に位置する。
　同物件は敷地面積約１２０５㎡、延床面積４９１８㎡、鉄筋コンクリート造（一部鉄骨造）地上１０階建て。基本設計・デザイン監修はＳＵＥＰ．（東京都世田谷区）が担当。
　一部住戸にはルーバー等で仕切られたプライベートな屋外空間「ＢｒｅｅｚｙＴｅｒｒａｃｅ」を設ける。同空間は外光や外気を屋内に取り入れつつ、プライバシーにも配慮したデザインとしている。
　上層階の一部住戸には趣味部屋やアウトドアリビング等、多様な使用を想定した屋内の土間空間「ＩｎｎｅｒＴｅｒｒａｃｅ」を設けている。屋外廊下側にハイサッシとガラス扉を用いることで屋内でありながら外光を取り入れることが可能。さらにサッシの外側にルーバーを配置することで、外からの視線を遮りプライバシーを確保しつつ、外気を取り込める。
　間取りは１ＤＫ～３ＬＤＫで構成し多様な世帯のニーズに対応する計画。内装はホワイトを基調とした内装仕上げに、天井・壁をコンクリート打放し仕上げや天然木の建具・フローリング等を採用。また玄関にはガラス扉を採用し、バルコニー側・共用廊下側の両面から採光を確保する。
　共用部としては２階に入居者専用のガーデンテラスを設ける。同テラスは一面にウッドデッキを設置し樹木に囲まれるような計画としている。入居者が様々なアクティビティを実施できるよう、テーブルやベンチを配置してポケットパークのような空間にしている。ガーデンテラスと連続した位置にはラウンジを設ける。入居者同士のコミュニティの場の他、読書やテレワーク、作業スペースとしての利用も想定し、無料Ｗｉ－Ｆｉも設置している。
　敷地内北側には道路から自由に出入り可能な広場を設置。広場内にはベンチを設置する。
　環境対策としてはＬｏｗ－Ｅ複層ガラスの採用や断熱材を厚くするほか、高効率の空調機の採用等を施し、「ＺＥＨ－Ｍ　Ｏｒｉｅｎｔｅｄ」認証を取得。
　また屋上には太陽光発電を設置し、一部共用部の照明等の電力として使用するほか、雨水貯留槽を設けて中水として利用し、外構やガーデンテラスの植栽への散水や管理員用トイレの排水に使用する等、脱炭素社会実現へ向けて取り組む。