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リコー 「RICOH THETA X」発表 不動産・建設・建築等のDXを支援

2022.04.04 11:39

 リコー(東京都大田区)はデジタルサービスの拡大に向けて360度カメラ「RICOH THETA」とソフトウェア、クラウドサービスを組み合わせたビジネス市場向けの「RICOH360」プラットフォーム事業を強化する。5月中旬には新たなエッジデバイスとして、はたらく現場を効率化する360度カメラ「RICOH THETA X」を国内市場で発売していく。
 「RICOH360」プラットフォームでは360度の画像・映像に関連するデバイスやソフトウェア、クラウドサービスを連携させることで、撮影からデータ活用まで、ワークフロー全体を効率化するソリューションを提供していく。また時間や場所にとらわれない情報共有やデータ収集・活用が容易になることで、不動産、建設、建築をはじめとする様々な業種でのはたらく現場のDXを加速。業務効率化と生産性の向上を実現していく。
 具体的な施策としてエッジデバイスとクラウドサービスの一括販売を開始し、様々な業種特有の業務を効率化するプラグイン提供を強化するほか、現場での使いやすさを重視した新規デバイスの開発にも取り組む。これらを推し進めるため、マーケティング・開発体制を一元化し、外部パートナーとのアライアンスも強化する。
 新たに投入する「RICOH THETA X」は2・25型の大型タッチパネルモニターを搭載。現場で撮影した画像をすぐに確認できるほか、RICOH THETAシリーズで初となるバッテリー、メモリーカードでの交換に対応したことで、ビジネスの現場においても効率よく、確実な撮影を可能にする。また「RICOH THETA X」はアプリケーション(プラグイン)をインストールすることで、業務に関する様々な機能を拡張できる。




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