不動産トピックス
企業だより
2002.05.13 11:44
新社長の横顔
ダイキン工業は、6月27日付けで北井啓之専務取締役が代表取締役社長兼最高執行責任者に就任すると発表した。
北井専務は大阪府出身。昭和42年同志社大学卒業後ダイキン工業に入社。平成13年に専務取締役に就任していた。
なお現在の代表取締役社長である井上礼之氏は、今回の役員人事で代表取締役会長兼最高経営責任者に就任する予定である。
今回の新しい体制のもと、「世界的企業」「真の一流企業」を目標にしてこれまで以上の経営増益を目指す。
新社長の横顔
大手防災機器メーカー、能美防災は田上征常務取締役が6月27日付けで代表取締役社長に就任すると発表した。
田上氏は鹿児島県生まれの62歳。昭和38年に千葉工業大学工学部を卒業後、能美防災工業(現在の能美防災)に就職。
その後、平成6年に取締役、平成11年常務取締役に就任する。
同社の今後の方針としては、営業力の強化を図り、リニューアル市場や海外市場の開拓並びに他社との業務提携に注力し、市場ニーズに対応した新システム及び商品の開発・販売そして、企業体質の改善、人材の育生にのぞむとしている。
業務提携しました
大手デパートの伊勢丹が4月19日に、北九州市を地盤とする百貨店である井筒屋と情報システムの総合で合意したと発表した。
元々、両社は「全日本デパートメントストアーズ開発機構」という商品の共同仕入グループに加盟しており、協力関係にあった。
今回の統合では、伊勢丹独自のシステムを約1年間掛けて井筒屋に導入する予定である。システム導入に掛かる初期投資額は、約15億円かかるとしている。
伊勢丹では、他社からも同様な要望があれば、今後もシステム統合に協力するとし、規模の拡大を目指すとしている。
ビル業界の1週間
5月1日
・東京都住宅供給公社は、みずほファイナンシャルグループのシステム障害で4月分の家賃など約1900件、約9000万円が未納となっていると発表。
・東京都が、渋谷区神宮前の日本社会事業大学跡地に警察施設と民間ビルを建設する計画のたたき台となる調査報告書を発表。
・民事再生手続き中の居酒屋チェーン、北の家族が外食店を経営するセラヴィリゾートの完全子会社として再建を目指すことが判明。
5月2日
・大手建設会社のフジタが2002年3月期の連結最終損益が40億円の赤字になったと発表。
・住友商事がベトナムのハノイで運営している工業団地を拡張すると発表。新たに開発する区域の面積は77ha。同国に進出する日系の自動車部品メーカーを誘致する予定。
・首都圏が地盤の私鉄系列不動産会社が住宅の仲介サイトを共同で開設すると発表。小田急不動産、京王不動産、京急不動産、京成不動産、西武不動産販売、相鉄不動産販売、東急リバブル、東武不動産の8社。
5月7日
・イトーヨーカドーは子会社ダイクマの売却に伴い、2003年2月期の連結業績見通しを下方修正した。