不動産トピックス

企業だより

2002.09.02 17:18

新会社の設立
 建物機械設備の維持管理・運転業務・営繕修理などを行うサンケイビル管理(東京都千代田区)と、大阪府大阪市北区のサンケイビル管理は経営基盤の一層の強化をはかるため、平成14年9月1日をもって合併を行う。
 この合併を機に社名を「サンケイビルメンテ」と改称し、新社長として手塚朋明が就任する。なお、大阪市北区梅田二丁目のサンケイビル管理の代表取締役を務めていた鎌田俊夫氏は退任し、大手町サービス株式会社代表取締役社長に就任する。
 本社及び東京事業部の所在地については、東京都千代田区神田二丁目2番6号田中ビル5Fに平成14年11月より移転する予定。

オフィス移転
 保安、清掃、環境衛生、設備点検保守をはじめとする管理業務の他、各種警備業務やリフォーム工事なども手掛けている横浜セフティは、ユーザーサービスのより一層の向上を図るため、9月1日をもって横浜市神奈川区台町にある同社で所有するに本社を移転する。
 同社はこれまで、本社を横浜に、東京支社を新橋に置き、主に首都圏を中心に事業を展開してきた。
 同社が多くのサービスを提供するようになったのは多種多様化するオーナーのニーズへの対応のため。今後も、オーナーのニーズを的確に把握し、良いサービスの提供を心がけていく意向。
 新住所・横浜市神奈川区台町11-21ダイアパレス台町091 ☎045-316-2255

提携解消しました
 東京急行電鉄、東急不動産は不動産投資信託商品(REIT)事業についてオーストラリアの不動産大手レンドリース・コーポレーションとの提携を解消すると発表した。
 東急二社では日本国内の不動産投資信託事業参入に向けて、昨年の6月にレンド社と提携を発表して以来フィージビリティ・スタディーを重ねてきたが、レンド社との上場時期に関する考え方の違いから、事実上提携を解消することになった。  今後は、「東急リアル・エステート・インベストメントマネジメント」を運用会社として、2002年度内または2003年度の早い時期に、1000億規模のJ-REAT上場を目指す。

ビル業界の1週間
8月21日
・大阪府吹田市は民間ビルを活用したベンチャー企業育成を始めた。26部屋を確保し、入居企業を募集するとともに、市が最長3年間、賃料の一部を補助する。

8月26日
・名古屋駅前に建設予定の豊田・毎日開発ビルについて、両ビルを所有するトヨタグループの東和不動産と毎日新聞の両社が、同ビルの概要を発表。地上46階には日本一高い屋外展望施設などが設置される予定で、オフィスの一部にはトヨタ自動車が入居する。

8月26日
 地産ホテルやゴルフ場などを運営する地産グループの中核企業地産(東京都渋谷区)は東京地方裁判所に会社更生法手続の申し立てを行った。負債額は3207億円。

8月27日
 東京消防庁は昨年9月1日に発生した東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビル火災を受けて実施した緊急特別査察の結果、約9割の違反が改善されたと発表した。都内の雑居ビル1万5184棟を対象に調べた結果、3万1313棟の防火管理体制の不備などをはじめ、計5万9165件の違反が指摘されたが、先月末までに違反件数の約90%に当たる5万3000件が是正された。 




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